ねと副管理人のねとふくです。
昨日1月17日は、阪神淡路大震災の日でしたね。
その為、ニュースや新聞の見出しに、防災だけではなく、
減災(げんさい)という文字を非常に良く見かけました。
私は耳慣れない言葉で、具体的に調べてみるまでは知りませんでした。
また、阪神淡路大震災の時は東京に住んでおり、
東日本大震災の時には大阪に住んでいて、実は大災害に直面した事がありません。
減災とは何か?
日本は地震だけではなく、台風、火山、大雨、津波などの自然災害が、
非常に多いエリアです。
その為、小さい時から教育の中から避難訓練や防災という考え方を
習っています。
ですが、阪神淡路大震災での古い耐震基準で建てられた建物の倒壊。
東日本大震災では、明治や昭和に大津波の被害により壊滅的な被害を受けて
築かれた岩手県宮古市の「万里の長城」とよばれる防波堤では、
被害を一時的に食い止めることはできたが、防波堤を越えて津波は町を襲い
防波堤だけを残し、町は壊滅的な被害を受けた。
という事もあり、想定していた基準を超えた場合に起きる「想定外」。
この想定外が起きた場合、防災では防ぐことはできない。
発生しうるリスクを理解し、ある程度の被害は出るが、
被害を最小化(減らす)するという減災という考え方のようですが、
あまり知られていないのではないでしょうか。
減災を行うための具体的な行動とは?
どんな災害を想定しているのかを決める。
インターネットで、納得がいくまで調べる。
家、通勤中、会社で災害が起きた場合のことを想像する。
最悪のシナリオを想定して対応を考える。
集団行動を重視しなくても良い。
私の時代には習いませんでしたが、
「ダンゴムシのポーズ」という非常に馬鹿げた内容を書籍にしたり、
教わっている惨状のようです。
上記内容を惨状と記載した事に関して、事実ベースでここは記載します。
国土交通省近畿地方整備局が発表している阪神大震災における
死亡原因の77%は窒息・圧死。
その他は14%。詳細を見ると、建物倒壊から助けられたが、
その後亡くなったような症状の記載。
あれ程、地震で火事が凄かったという話を聞いたが、焼死や熱傷は9%だという事。
落下物の心配のない場合であれば、頭を守る必要がありませんよね。
倒壊の危険があるのであれば、外に出たほうが良いかもしれない。
その時に気を付けるのは電柱や電線になってくる。
減災の教育を行っているNPO法人
NPO法人で活動されている方がいらっしゃるようです。
その中でダンゴムシのポーズの事や、天井が落下した場合の重さなど
セミナー内容の一部が動画化しているので、
興味のある方はご覧になられるとよいと思います。
南海トラフ 大阪府、内閣府が想定しているのは、ほぼ全域震度6強だそうです。
ただし、大阪市内は液状化するのは淀川の成り立ちからいって確定でしょうし。
そのあたりの情報をきちんと集めて、いざという時に動けるように
過ごしていきたいものです。